クリエイターとして活動していく上で、ポートフォリオの整備は必要不可欠です。
今回はコミッション界隈でよく使われるポートフォリオサービスをまとめてみました。
そもそもポートフォリオってなんだ?
ポートフォリオは「作品集」のようなものです。
クライアントはこの作品集を見て「この人はこういう作品を描く人なんだ」「これくらいの技量がある人なんだ」と判断して依頼をするかどうか検討します。
ポートフォリオが充実していないと「この人は自分が頼もうとしているものを描けるのかな?」と思われて他の方に依頼されてしまうことが少なくありません。
充実させていきましょう。
コミッションサービスのポートフォリオ
コミッションサービスに登録している場合は必ず更新しておくべき項目です。
商品サンプルは数が限られているため、サンプルにのせきれない作品をのせていらっしゃる方が多いです。
おすすめ云々以前に更新しなければならないものですので、定期的に更新するようにしましょう。
※また、ココナラは外部URLの記載が禁止のため、ココナラ内のポートフォリオだけで判断されます。のせきれずココナラ内機能のブログを使用している方もいらっしゃいます。
pixiv
![](https://nekodosuzu.com/c2Y4exV8/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/fe2576001ea86eb688fd232feeedcbaa.jpg)
言わずと知れたイラスト投稿サービスです。
こんな記事を読んでいる人であれば知らない人の方が少ないのではないでしょうか?
一般人にも知名度が高いサービスなので、pixivのURLがはってあるだけで「イラストレーターなんだ」と認識してもらえます。
関連づけてBoothで販売されている方もいらっしゃいます。
すでに個人創作などで使用している場合、仕事絵と個人創作・趣味絵が混在してしまうことになります。仕事と趣味をしっかり分けているほど注意が必要です。
もともとがイラスト投稿サービスのため、イラスト以外の作品掲載には不向き。
Googleで検索しても作品が出てこないため、pixiv+αでもうひとつ持っておくのがオススメです。
イラストレーターさんで趣味として制作した版権のイラスト(いわゆる二次創作)はpixivにだけアップロードするのが無難です。
foriio
![](https://nekodosuzu.com/c2Y4exV8/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/43f7a60c9142e27b6a49b891e361c473.png)
デザイナーさんに人気のポートフォリオサービスです。ポートフォリオサービスとしては最も有名だと思います。
自分でカテゴリ分けができるため、分類が多くなりがちなデザイナーさんに人気です。
SNSまとめ機能がついているので、他のSNSを提示できるのも強み。
カテゴリ分けに強みがあるため、カテゴリ分けの必要性が薄いイラストレーターさんには不向きです。
総じてサムネイルなどVTuber向けのデザインをするデザイナーさん向けという印象。
Xfolio(クロスフォリオ)
![](https://nekodosuzu.com/c2Y4exV8/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/165594fb17803d2bfe619a52b06bf764.jpg)
イラスト系のポートフォリオを作成されている方が多いサービスです。
漫画を描かれるイラストレーターさんにオススメです。イラストレーターさんはforiioではなくこちらを持っていらっしゃる方も多いです。
カテゴリが「イラスト」「マンガ」「小説」で固定されているため、デザイナーのポートフォリオとしては不向き。
pixivの他にもうひとつ持ちたい人にオススメ。
ホームページを作る
ポートフォリオサービスが出てくるまで主流だった方法です。
サービスが手軽なためサービスに流れる方も多いですが、今でもそこそこ作成される方はいらっしゃいます。
デザイナーさん、特にホームぺージ関係のデザインをする人はほぼ必須。
利用用途が決められていないことが多いため、カスタマイズ性は最も高い。
(ただし、R18を掲載する場合はR18と最初に申告する必要があるサービスがほとんどのため、掲載する場合は注意。)
更新していないと一瞬でモロバレになるため、しっかり更新する必要がある。
カスタマイズ性が高い分、サービスを使うよりもやや難しい。
歌詞や版権イラストを勝手に掲載すると版権元に怒られることがあるため、このあたりを掲載する可能性がある場合は大人しくサービスを使っておくのが無難です。
※版元と契約を結んでいるため掲載OKなサービスが存在するため。
作品公開の是非に関するお話
コミッションサービスで提供した作品に関しては、クリエイターはクライアントの許可なくポートフォリオに作品を掲載してはいけません。必ず許可をもらうようにしてください。
ただし、Skebに関してはガイドライン内にて以下の記述がありますので、自由に使用して大丈夫です。
作品のすべての権利は、規約とポリシーに別途定める場合を除き、クリエイターに帰属します。
クライアントガイドライン | Skeb
クリエイターはクライアントの許可なくSNSや同人誌、パトロンサービスに自由に掲載・発表する権利を有します。この権利をクライアントが制限することはできません。
クライアントは原則個人鑑賞の用途でのみ作品を利用できます。別の用途で利用する場合は本文に記載する必要があります。
例外として、クライアントと紐づいたSNSのアカウントに限り、クリエイターの許可なく、データを添付してシェアしたり、プロフィール画像として使用することが可能です。
まとめ
(特にイラストレーターなど、作品がそのまま次の依頼に繋がる職種の場合)ポートフォリオサービスは必須です。
自分のポートフォリオをいかに充実させるか?も考えながら依頼を受けましょう!