お久しぶりです。猫戸すずです。
現在サイト更新をお休みさせていただいていますが、どうしても書きたい内容が出てきたので、書かせていただきます。
猫戸すずが「見積もりの時点でキャンセルにした」クリエイターの特徴とネットでよくみられる類似例を紹介します。
というのも、昔はそこまでひどくなかったんですが最近あまりにもひどいクリエイターが増えているんです。猫戸すずが運悪くそういう人にばっかり当たってるのかなぁと思ってたんですが、Yahoo知恵袋なども見る限りどうやらそうではなさそうですので、紹介させていただきます。
これからクリエイターになる人へ。どうかこういうクリエイターにはならないでください。
※この記事はコミッションで依頼が来ない人向けです。Skebで依頼が来ないケースは別の原因があります。以下の別記事をご参照ください。
※「リピートが来ないクリエイター」については過去記事をご覧ください。
そもそも依頼を頼まれない人とは?
コミッションサービスに登録はしている。見積もりは受けている。
それでも「依頼が来ない人」、いますよね。
正確には「依頼を辞退される人」。
いくつか共通する特徴がありますので、紹介させていただきます。
※以下全て「ココナラ」などコミッションサービスでの取引を前提としています。個人相手の依頼だと思ってください。
日本語を読めない人
一番トラブルに発展するのは「日本語を読めない人」です。
正確に言うと、クライアントの提出した指示書をちゃんと読めない人。
クライアントが「書いていない」部分を勝手に「そうだ」と判断して作業を進めてしまうクリエイターです。
その状態で作成したラフとかを提出すると「違います!!」と怒られるわけです。そして全部やり直し。
実際にクライアントが指定していなかったり商品情報に「書いてない部分はお任せと判断します」などひとこと書いてある場合はいいです。ひどい例だとクライアントが図解まで作っているのにガン無視したりします。
嘘みたいな話ですが、これ猫戸すずは何回も経験しています。
納期は遅れるし印象は悪くなるし、メリットは全くありません。
コミッションはSkebではありません。書いていない部分は勝手に判断するしかないSkebとは違います。
(SkebはSkebでガン無視納品とかラフ納品とかがわりと問題になっていますが、Skebの数倍くらいのお金が動いてますので、Skebの問題より深刻なものと考えてください。)
「クリエイターはクライアントのニーズを満たしてはじめて取引が成立する」ことを忘れないでください。好き勝手イラストを描いてお金が欲しいなら自主制作漫画作って出版するとかクライアントを巻き込まない形でしてください。
責任転嫁する人
本当はクリエイターが悪いのに見積もりを依頼してくれたクライアントの印象が一方的に悪くなっているケースが多発しています。
クリエイターが原因のトラブルなのに「自分は悪くないもん」と言わんばかりに相手のせいにする人。
特にイラストレーターさんに多いのですが、クリエイター原因ながら自分には全く損害が出ていなくて相手にだけ損害が出ていて訴えられるケース、結構あります!
猫戸すずも明らかに相手が間違っているからちゃんと資料までつけて教えてあげたのに「それは受け入れられない」と言われたことがあります。それどころか、猫戸すずが厄介者扱いされました。自分が絶対に正しいと信じているのだろうか……。
ちょっとフェイク入れてネットでよく見かけたケースを紹介させていただきます。(猫戸すずはまだこのパターンには遭遇したことがありません。思っていた以上に出てきてビックリ!です。)
「既読をつけるのが遅い」ことを注意されているのに、「返信が遅れた理由」を言い訳する。挙句の果てにクライアントの文章が読みづらいとクライアントを攻撃する。
このクリエイターが注意されているのは「既読をつけるのが遅い」、つまり「文章がどうこう以前の問題」なんです。注意されている内容と「クライアントの文章が読みづらい」ことは無関係です。
いつメッセージを読んだかはログイン時間である程度予測がつきます。ココナラなど既読をつけた時間がわかるサービスだと言い逃れができません。
そこで、「相手のせい」にしてしまうわけです。「自分は悪くない!」と言わんばかりに。
猫戸すずはこのケースにはまだ遭遇したことがありません。ですが、もし自分がこんなことになったらと思うとゾっとします……。
ちなみにその読みづらいと言われていた文章も投稿されていたので読ませてもらいましたが、かなりわかりやすい方でした。具体的に言うと
- 挨拶ありの敬語
- テンプレート使用
- テンプレート項目内も内容ごとに見出しがついていて分類されている
- リストアップすべきものは箇条書きにされている
- 参考資料添付あり
クリエイターから丁寧だと感謝されるレベルです。本当に「ひどい」ものとは雲泥の差レベル。
本当にひどいものだとタメ口で「とりあえずなんか作って!」の一文だけとかになるので……。
このレベルなら読みづらいとキレてもいいですが、そのレベルではなかったことは明記しておきます。
そのクリエイターがどうなったかも調べさせていただきましたが、直接依頼が全く来ない人になっていました。すでに実績が何件もあるのに公開依頼に対して立候補し続ける人として活動しているようです。
正直、自業自得だと思います。
直接来た依頼をないがしろにした結果です。
作品のクオリティ云々以前に依頼に向き合う態度だけで一瞬で干される界隈です。きちんと仕上げられそうにない依頼に対しては自分から断る勇気を持ってください。
これまで過去記事で触れてきたあれこれについても
ダメクリエイターの特徴についてはこれまで過去記事で何度も紹介しています。
まずはこれ。客の要望を無視して描きたいものを勝手に描く人。
これはポーズの例ですが、指示書にある内容をガン無視して自分が描きたいものを勝手に描いているんです。
「こっちの方がいいと思ったから勝手にラフから変えたわ」なんてケースも多発しています。
これでは何のために「ラフ」を提出しているのかわかりません。勝手に変えて一発描きするならラフ(下描き)なんていらないはずです。
他にも以前紹介した「何かにつけてお金を要求する人」。
特に三大地雷クリエイター検知器として紹介した、「キャラクターデザイン費」「複雑作画料金」「クリエイター手数料加算」はマジでろくなことがないので、絶対避けてください。結構やっちゃってる人が多いですが、どれもコミッションの性質を理解している人ほど絶対にやらない行為です。
この三大地雷クリエイター検知器に共通しているのは、「クライアントの予算が有限であることを考慮せず法外な値段をぼったくりしている自分のフトコロに入るお金のことしか考えていない人」であることです。
なんでこんなの許されてるんだろ。他のカテゴリ、それこそコピペ占い師でもこんなことやってる人見たことないですよ。(コピペ占い師、これはこれで問題行為なのだが、イラストレーターに比べれば全然マシに思えてくるから怖い……。)
所得税などもかかわってきますし、いくら手元に入るかが大事なのはわかります。
ですが、「もっと、もっと」とお金をせびりまくるとかえって逆効果です。
このパターンはクリエイターの中でもイラストレーターに多い傾向があります。
特に直接依頼が来ることが少ない無名イラストレーターほどお金を釣り上げる傾向にあります。
ほとんど依頼が来ないからこそ単価を上げたい気持ちもわかります。ただ、活動者などイラストを使ってもらえればもらえるほど「あなたのイラストを見てもらえる」機会が増えるんです。
すると「あのイラストを見て依頼をします!」という人が増えて、よりイラストを描く機会が増えます。
無名のうちから単価を上げるとより高い金額で高クオリティな実績のある人に流れるだけです。
依頼が来なくなった!という方へ
アナタがクライアントのニーズを満たせそうにない人だ、と思われていることが原因です。
クライアントがどんな対応を求めているのかを知るためにも、一度クライアントになって他のクリエイターさんがどういう感じで活動しているのかを見てみることをおすすめします。
あなたがクライアントとして受けてみて、あなたがイラッとした行動はあなたがクリエイターとしてやったらあなたのクライアントをイラッとさせます。
このブログ「活動者になりたい!」は購入者の視点で書いていますが、このブログに書いている内容やトラブルは「Yahoo!知恵袋・はてな匿名ダイアリー(増田)などで結構見かけるトラブル」に限定しています。このブログに書かれているようなことはほとんどのクライアントが経験していたりするのです。
ここでクリエイターの方へオススメサービスを紹介します。
あまり知られていないのですが、ココナラ内で「ココナラのお悩み相談受け付けます」みたいな出品をされている方がいらっしゃいます!
電話相談サービスとして出品している方が多いので通話が必要という点ではちょっとハードル高めかも?ですが、クライアントとしてココナラを使う機会を得つつ、今後の出品に関する相談に乗ってもらえます。
意外とたくさん出している方がいらっしゃいますので、その中からいくつか紹介させていただきます。
イラストレーターさんが普段活動していそうな分野に詳しい人(出品者さんは別枠で同人相談を出していらっしゃいます、同人やっている方も多いのでは?)や
悩み相談を中心に受けている人がココナラ用の枠を作っていたり
ココナラ出品者特化で相談を受け付けている方もいらっしゃいます。
皆さん結構登録カテゴリがバラバラなので探しにくいのですが、今回のケースの場合はただただ話を聞きます系の悩み相談系のサービスの方が良いかなと思ったので、そのへんのカテゴリに出している方から選んでみました。
ガチで思い悩んでいるときって、コンサル系のサービスだとちょっと荷が重いっていうか、こっちのことを思ってくれているのはわかるけどなんか重い……みたいになることがあるのです。あまり知られていないサービスなのでサービスそのものの購入数が少ない方もいらっしゃいますが、他の相談ジャンルでしっかり経験のある方を中心にのせてみています。
フリーランスの方でよく言われているのですが、異業種の方とのつながりは本当に大事だと思います。
猫戸すずはイラストレーターではないですが、イラスト制作が必要なときにはイラストレーターさんに助けてもらっています。あなたのサービスを購入する人はあなたと違うところで活動している人のはずです。依頼が来ない!とかは異業種の人の意見の方が大事です。なので、今回はあまり業種が重ならないようにセレクトしてみました。
ここにあげたものはあくまでも一例で、本当にいろんな方が登録されています。
自分でコミッションサービスを経由して購入してみるという経験を積むのはとても大事だと思います。相手の視点が分かる人ってホントに強いので!実際に自分で探してみて、どういうふうにサービスを選んでいるか・どんなサービスが出ているのかなども確認してみてください。
まとめ
現在諸事情によりサイト更新をお休みさせていただいていますが、どうしても書きたくなったので書きました。
コミッションでプラチナとか取ってて取引歴もあるのに、お金をもらっているという責任感なく依頼を引き受けるひどい人が多すぎるんです。
猫戸すずはそういうクリエイターに対しては実名で☆1評価をバンバンつけまくっていますが、その結果猫戸すずの評価が原因でランクが下がる人が大量に出ています。
もしそういう人に遭遇したらクライアントは☆1評価・低評価をきちんとつけましょう。「もう二度と依頼しない!」という意思表示にもなります。今後被害にあう人が減りますので、みんなのためにもなります。どんどんつけていって大丈夫です。
こんな人にお金を出したくない!と思われたら終わりです。丁寧に仕事をしましょう。