占いサービスでよく使用される「ココナラ」では、「正式な納品」を経てやり取りが終了する仕組みになっています。
「納品」は本来クライアントとクリエイター(この場合は「占い師」)の合意があってはじめておこなわれるべきものですし、システム的にもそういう仕組みになっています。
にも関わらず、「クライアントが納得していないのに一方的に納品してくる人」がとても多いんです。
猫戸すずの体感上、イラストレーターなどの制作系以上に多いです。
今回はそんな「一方的な納品」について。「一方的な納品」に当たるのはどんなケースか?について解説させていただきます。
こういうときは一方的な納品を疑ってください
猫戸すずの経験上、一方的に納品してくる占い師は「文章いっぱいあるから後から読んで、とりあえず納品承諾してね!」みたいな感じで送ってくるケースが大半です。
納品承諾にさえ持ち込めてしまえば(よく知らないクライアントであれば)泣き寝入りするしかなくなります。お金も入りますし、よほどのことがなければ返金騒動にはなりません。ウハウハです。
一方的に納品してくる占い師は、このパターンを狙っています。
(運営にお問い合わせされた結果、クローズ済みのトークルームがキャンセル扱いになるケースもありますが、まれです。)
悪質占い師の場合、「納品物がコピペであることを隠すためにゴリ押ししている」ケースまであります。
実際にやられたら?
いきなり「正式な納品」で鑑定書が送られてきた場合、質問の有無に関わらずまず「差し戻し」をしてください。
そのうえで、「納品物の確認をするから時間が欲しい。確認終わったら改めて納品お願い」的なメッセージを送信して、剽窃チェックをします。
※剽窃チェックについてはこちら!
剽窃チェックをしたうえで、問題がなければ改めて「問題なかったので納品お願いします」と連絡して正式な納品を送信してもらいます。
もしコピペ占い師だった場合は「コピペありましたのでキャンセルにしてください」とします。
質問があるときどうするの?
「質問受け付けます!」としていながら差し戻しをして質問したにも関わらず、答えることなく正式な納品を出し直してゴリ押ししてくる場合があります。
正式な納品を承諾してしまうと、トークルームでのやり取りができなくなってしまうので、トークルームでは質問を受けられなくなるんです。
しかも、正式な納品には期限があって、期限内にこたえなければ勝手に「納品」扱いにされます。
それにもかかわらず「質問に対して返事をしない」のは「鑑定書についての質問は受けません!」と同じ意味です。商品情報と実際の提供内容が違いますので、悪質出品です。運営にお問い合わせもしましょう。
返金にできるの?
まず結論から、キャンセルにする・返金にすることはできません。
正式な納品の仕組み上、「たとえ一方的であろうとサービス提供は終わっている」というスタンスになりますので、納品物がコピペだったなど「利用規約や法律に違反する内容が入っていない限り」運営は動けません。「質問を受けてくれなかった」とコメントをつけて☆1評価しましょう。
クライアントにできることは「きちんとチェックして、正直に評価する」だけです。
ここで☆5評価なんかをつけてしまうと占い師が調子に乗ります。占い系のサービスは少しでも納得いかないなら☆1をつけるくらいの気持ちで買ってください。
まとめ
一方的な納品については「システムの仕様上納品物が提供されてはいるからほかの違反がない限りキャンセルは厳しい」というのが現状です。
クライアントにできることは正直な評価(低評価)をつけるくらいです。
もちろん、言いがかりで低評価をつけることはしないこと。☆1をつけるときはちゃんとしかるべき理由を添えてください。(正直に評価を書いて開き直ってくるようなら、その占い師はそれまでということです。)