コミッションの「ランク」の考え方

コミッションサービスを見ていて初心者は悩むところ。

ランクって高ければ高いほどいいの？

この質問にお答えします。

答えは「時と場合による。最高ランクは逆に信用できない場合があるため要注意。」です。

ランクはグループ分けができる！
絶対に避けた方がいいのはこの場合
単価によって変わる、ランクの考え方
プラチナは逆の意味で要注意なんです
まとめ

ランクはグループ分けができる！

例えばココナラの場合、ランクは6つに分かれていますが大きく分けて3段階に分けられることになります。

「ランクなし＆レギュラー」「ブロンズ＆シルバー」「ゴールド＆プラチナ」

ブロンズ＆シルバーは販売数、ゴールド＆プラチナは販売額が基準となります。

つまり、Live2Dモデリングなど単価が高額のものを3ヶ月で1回でも売れればプラチナになります。

ランクを見るにあたって重要なのは、「単価」です。1回の依頼で販売額がいくらになるのか。

ランクの考え方は単価によって変わってきます。

絶対に避けた方がいいのはこの場合

まず、絶対に避けた方がいいのは「ランクなし＆レギュラー」です。

特にアカウント番号が若いのにずっとレギュラーの人とかは依頼が来ていないもしくは依頼をキャンセルされている証拠のため、避けたほうが無難です。

企業での実績あります！と言っていても企業と個人ではイラスト制作の進め方は大きく異なります。企業と個人は別物と思っておくべきでしょう。ここはコミッションサービスですので、見るべきは個人相手の実績です。

単価によって変わる、ランクの考え方

ブロンズより上は単価によって考え方が変わります。

ゴールドの基準が3ヶ月で5万、プラチナは10万です。イラスト依頼の納品はおよそ1ヶ月ちょっとが目安ですので、そうなるように換算します。単価に直すとだいたい「ゴールド」は2万円、「プラチナ」は4万円。このあたりが目安です。

「ブロンズ＆シルバー」は時と場合と単価によります。

例えばココナラで1000円で売っている場合、50件売らないとゴールドになりません。3ヶ月で10件売るのも単価のわりに時間がかかるものである場合はかなりキツくなります。この場合、ランクはブロンズになります。

単価が2万円以上（大多数のイラスト系では満たすと思います）でブロンズ＆シルバーの人は以下の場合がほとんどですので、避けましょう。

ログインしていないだけ（＝連絡に支障をきたす可能性がある）
全く売れていない
キャンセル発生で納品率を満たさなくなった
☆1評価された

単価がそこまで高くないイラストで個人的にオススメなのはゴールドのクリエイターです。

単価が5桁いかないもの（アイコンイラストなど）を中心に受注している人であればブロンズかシルバーがオススメです。

プラチナは逆の意味で要注意なんです

初心者すず

最高ランクのプラチナクリエイターだし安心！この人に依頼しようかな！！

と思っている人は意外と多いですが、実はプラチナは逆の意味で要注意です。

というのも、そのクリエイターが数を売って稼いでいる場合、あなたの依頼がおざなりになってしまう可能性が高いというリスクがあるんです。

結果的にそこそこ売れているゴールドの方が信用できる、なんて事態も往々にしてあります。ゴールドがオススメの理由はここにあります。

プラチナクリエイターへの依頼を検討している人は、そのクリエイターが今何件依頼を受けているか？キャパに対して受けすぎていないか？をきちんと見定めるべきだと思います。

猫戸すず

猫戸すずは依頼をしたときプラチナクリエイターだった人が、短期間で依頼を受けすぎてキャンセルが発生して「納品率」が条件を満たさなくなりブロンズorシルバーにランク落ちするところを何回も見てきました。

Live2Dモデリングなど1件で10万近くになる場合は依頼をコンスタントに受けさえすればプラチナ継続は容易です。そういう場合は勝手にプラチナになりますのでプラチナでもOKです。というか単価的にプラチナになっていない場合はLive2Dの依頼を受けていないということなのでこの場合はプラチナじゃないとダメ。

ゴールドとプラチナの差は売上額だけですので、依頼しようと思っているものの単価が4万円に達しない場合は受注数を絞った結果ゴールドになっている人を狙った方がいいです。

もちろん単価が高い場合（目安は月1回程度依頼をこなせばプラチナ基準に到達する4万円から）はプラチナを検討してもいいでしょう。ただし、プラチナを検討する場合は全出品商品の受注数を必ず確認するようにしてください。返信待ちで滞っている場合が多々ありますが、イラストの場合は枠数があいていても現在の受注数がトータルで2件以上ある場合は要注意です。