「せっかく見積もり依頼をしてくれたのに、見積もりキャンセルになる率が高い…」
そう悩んでいる人はクライアントから見て「第一印象」が悪くなっている可能性があります。
キャンセルになったということはクライアントに「この人信用できなさそうだな…」と思われたということです。
クライアントから見た第一印象、どうやったらよくなるのか？今回はこれについて解説していきます。
クリエイターの第一印象、どこで決まるのか
クリエイターの第一印象はどこで決まると思いますか？
アイコン画像？サンプルのクオリティ？商品説明のわかりやすさ？
いいえ、全て違います。
答えはズバリ、「初回連絡時のスピードと対応」です。
返信速度は特に大事！
初依頼の人はあなたがどんな人なのかを知りません。そのため、「初回連絡時」があなたの第一印象となります。
コミッションサービスのヘルプにも書いてある通りです。例えば、ココナラのヘルプだとこんな感じ。
- 返信は速やかにしましょう
メッセージを送信後に返事がないと、相手は不安になってしまうものです。
受信後は速やかな返信を心がけ、またすぐに返事ができない場合は「ご連絡ありがとうございます。内容を確認後またご連絡します。」といった一時返信をすることで、相手に安心してもらえます。
ルールとマナー｜ココナラ
わざわざヘルプに記載があるように、クリエイターの第一印象は返信速度でほとんど決まってしまいます！
特に初依頼の人からのメッセージには気を付けましょう。
もちろん相手のタメ語の「とりあえずなにかかいてください！」だけのメッセージとか、そういうのは即お断りを入れて大丈夫です。ここですぐに対応しなくてはいけないのは「きちんと商品情報やサンプルを見てくれた人」です！
初依頼の人は、ここでのあなたの対応がそのまま第一印象となります。
返信速度、どれくらいが目安なのか？
例えば先ほどヘルプを引用したココナラだと「トークルームオープン後48時間以内にクリエイターからメッセージ送信がなければ自動キャンセルとなる」仕組みになっています。それくらい、返信速度は大事です！
ではどれくらいのスピードがいいのか。ココナラ基準では48時間以内ですが、それはデッドラインです。
「24時間以内に既読をつけ、時間がかかりそうなら一時返信する」がベストです。
え？厳しくね？と思いますが、クライアントは「相見積もり（複数人に見積もり検討を出してその中から一人を選ぶこと）」をしているケースがありますので、その日のうちに返信をしなかった場合は依頼が見積もり時点でキャンセルになる確率が大幅に高まります。
「この人返信遅いな…」→「別の人にも声かけてみよう」→「あ、すぐに返信来た！この人にしよう」という感じで、あなたの返信がない間に他の人に案件を振られ、そのまま依頼を持っていかれることがあるためです。
結果的にあなたに相談を持ち掛けてくれたのに検討されないままお断りになるケースも。そのクライアントが今後依頼をしてくれる可能性も減ってしまいます。
このパターンを避けるためにも、必ずすぐに確認するようにしましょう。
クライアントがメッセージを送信して1日以内が目安です。2日だと「遅い」ととらえましょう！
深夜に送られて来たメッセージに対してすぐに反応しろとか、そこまで厳しいことは言いません。そのへんはクライアントもわかっています。
できる範囲で大丈夫ですが、プロフィールに「対応時間」を書いていて「対応時間外にメッセージが来た場合」は対応時間になったら最速で返信しましょう。
返信内容について
相手の方はあなたの「お友達」ではありません。仕事の発注先を探しています。
たとえ個人利用目的の依頼であっても、ビジネスマナーを身に着けてください。
タメ口はダメ！必ず敬語でメッセージを書きましょう。
あと、これは個人的な経験談ですが、クリエイターに名前を間違えられたことがあります。
おそらく他のクライアントの名前を入れてしまったのだと思いますが、コピペしているのが丸わかりですので、大変失礼な行為に当たります。
気づき次第謝罪のメッセージを入れましょう。
返信が早ければ早いほど見積もりキャンセル率は減る
よくある光景を再現してみます。
「すず」はコミッションサイトで依頼先を探している。
このクリエイターAさん、サンプル画像がとても気に入ったからこの人に依頼しようかな。
こうしてクリエイターAにメッセージを送った。しかし1日たってもメッセージに返信はない。相手がログインしていることは確実なのだが…
あれ？クリエイターAさん、私のメッセージ見てくれていないのかな…
次の日になっても、返信がない。
おかしいな、2日たったけど返信がないなぁ…
この人はダメそうだな、他の人を探してみようっと…
かくして、すずは再びコミッションサイトで依頼先探しをした。
お、このクリエイターBさんもよさそうだな。
クリエイターAさんは返信がないし、この人にもメッセージを送ってみよう。
すずはクリエイターBにもメッセージを送信した。翌日、クリエイターBから返信があった。見積もり金額も想定通りだったため、クリエイターBに依頼することに決めた。
やった！
クリエイターBさん、よろしくお願いします！
その二日後（初回連絡から５日後）、クリエイターAから返信が来た。
ごめんなさい。他の方に頼んだのでこの依頼はキャンセルでお願いします。
よくある光景を再現してみました。
見積もりのメッセージの確認・返信が遅いとだいたいこんなことになっています。
滅多にない例ですが、依頼にかかる日数が短いものだと「あなたの返信を待っている間に依頼が終了している」ケースすらあります！
まとめ
初依頼の人に対する返信速度、これを改善するだけであなたの印象は格段にアップします！
依頼が欲しい人は「24時間以内に返信」を心がけましょう。
