「技量だけあればいいだろう」そう考えているクリエイターさん、結構いるんです。
そうではありません!
コミッションサービスのクリエイターは「客商売」です。そのことがわかってる人はドンドン売れます。逆に、わかっていない人は全く売れません。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
コミッションサービスは個人飲食店経営ととても似ています!
売れている飲食店の経営セオリーを見本に学んでいきましょう。
今回は飲食店経営をモデルに売れているコミッションサービスについてを解説します。
売れている飲食店の法則
飲食店では売れるためのセオリーがあります。
初見の人がリピートしてくれる確率は3~4割程度。だが、2回目の客が3回目をリピートしてくれる確率は8~9割程度。
リピーター獲得のためにも「初見のお客さん」に対してはもう一回リピートしてもらえるように力を入れて接客しよう!
というものです。
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テレビを見ていると「芸能人の行きつけの飲食店」とかよく話題に上がると思います。そういう店、売れる前からずっと通っているケースが多くて、15年とか同じ店にずっと通っていたりします!
飲食店だけではなく初回で「もう見ない!」ってなったドラマやアニメとか、リリース直後でやめちゃったソシャゲとか、たくさんあると思います。
でも、「2回目」まで見ていると不思議と最後まで続いていませんか?
ではなぜそのような現象が起きるのか?
なぜ2回目の注文が来ればあとはリピーターになってくれるのか。
ズバリ「店と客の間に信頼関係があるから」です。
一度行ったことがある店で満足したから「あの店にもう一回行こう」となる。「確実においしいものが食べられる」という保証があるためです。
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友達に誘われて行った店がとてもおいしくてもう一回「次は一人でも行こう!」ってなったこと、ありませんか?
客にとってのリピートとはそういうものです。
コミッションサービスも同じです。「2回リピートしてくれた人」はあなたに何度も依頼をしてくるようになるケースが結構あります。
1回目のときにおひねりくれなかった!チップ(今Cheer!になっていた気がしますが)をくれなかった!となっても気にする必要はありません。「2回目」があった場合は気に入ってくれたという証拠です。
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個人的に取引をするときの話ですが、途中でこちらが希望してオプションを希望した場合を除いて追加支払いは一切していません。そのかわり、気に入ったクリエイターには必ず1回はリピートしています。
もちろん、そのお客さんが失礼だったとか無茶な要望出してきたとかだったら断ってもOK。むしろどんどん断っちゃっていいです。
ただし、クライアントが怒っている場合はクリエイターに非があるケースも結構多いので、100%相手のせいにはしないように。
コミッションサービスにおけるリピーターの話
ではどういう人がリピートされているのか?
ズバリ
「客の要望通りの対応ができた人」「納期に対して余裕をもって納品できた人」
です。
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「値段・サンプル相応のクオリティで相手の望むものを提供する」はできて当たり前!
そのうえで「どこまで満足度を高められるか」です。
「この人に頼めば大丈夫」そう思った人だけをリピートしています。
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特に重要なのは納期!
納期に対して余裕をもってクライアントの望むものを提供できた人は、高確率でリピートされます!
とにかくコミッションはクリエイターとクライアントの信頼の積み重ねです。信頼を損ねるようなことをした場合はたとえリピーターになってくれていたとしても離れていきます。
信頼を積み重ねるのはとても大変ですが崩れるときは一瞬です。信頼が崩れないように全力で取り組みましょう。
まとめ
「お金をもらって相手に何かを提供している」という意味では個人飲食店とコミッションは同じです。
「お金をもらっている」ことを意識した上で仕事をしましょう。
相手と信頼関係が築ければコミッションは楽しくなっていきます!信頼される人になる努力は忘れないでください。