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コミッション・サービス商品に「値段」をつけよう!

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何か出品しよう!と思ったときにまず壁になるのが「値段をつけること」だと思います。

正しい値段のつけ方を知らないと法律違反になる可能性があります!

この記事では「値段のつけ方の具体例と考え方」を紹介します。

猫戸すず
猫戸すず

法律違反はサービス使用停止などになる可能性もあります!

よく考えた上で値段を設定しましょう。

こんな値段のつけ方はダメ!

コミッション界隈(特にイラスト)では他の界隈では常識的にありえない行為がたびたび頻発しています。

ものによっては法律違反に該当している例も……。

「スーパー活動者におけるワゴンセール」の例で紹介します。


スーパー活動者ではワゴンセールをしている。

「この中であればどれでも1つ500円!」

客

お、これいいな。買おう。

客は500円コーナーの中からメーカーAとメーカーBの商品を選んでカゴに入れ、2商品をもってレジに向かった。

メーカーBの商品の裏には「袋代として150円加算します」と書いてあるが、客は気づいていない。

店員
店員

合計で1150円です

客

両方とも500円均一ワゴンセールの棚から取ったんです。

どうして1000円じゃないんですか?

店員
店員

メーカーBは袋代抜きの価格ですので、袋代込みだと650円になります。

というか、袋代については商品の裏に書いてますよね?


コミッションで言うなら「出品者に入る価格を基準に値札を設定してしまい、購入者に出品者手数料を上乗せして請求する」ケースがこの例に該当します。

これ本当によく見るやつです。

「650円」の商品に対して「500円」の値札をつけている人、それ有利誤認に該当するので法律違反です。ヘタしたら訴えられますので今すぐやめてください。

詳細はこちら

猫戸すず
猫戸すず

価格のまま商品情報に登録して「手数料は別途購入者負担です」としちゃう人、結構いるんです!

これ、法律違反ですから絶対やめてください!!

正しい値段のつけ方

有利誤認対策として「購入者が書いてある価格で購入できること」を前提に値段をつける必要があります。

猫戸すず
猫戸すず

ついつい自分が欲しい金額を基準にして考えがちですが、コミッションサービスなどを使う場合は「手数料」が引かれた金額があなたのもとに入りますので「あなたの手元に入る金額=購入者が支払う金額」にはなりません!

「あなたの手元に入る金額」をもとに「購入者が支払う金額」基準の値段をつける方法を紹介します。

自分がどれだけほしいかを考える

まず、売ろうとしている商品に対し、作業時間や技量を考慮しどれくらいの値段を自分が受け取るかを考えます。

ここで決めた価格が実際にあなたのもとに入ってくる価格になります。

重要なのは「ここで決める価格が売値ではない」ということです。

あくまでも「仕入れ値」だと思ってください。

その価格を1.3倍にする

次に、その価格を「1.3倍」にします。

最後に、検索しやすくするため「1000円」単位のキリのいい数字にします。

オプションの場合は「500円」単位にします。

猫戸すず
猫戸すず

これで完成です!

なぜ1.3倍にするのか?

コミッションサービスでは取引が終了した際に「出品者手数料」が引かれた金額があなたの手元に入ります。

手数料はサービスにもよりますし時期によって変動したりもしますが、2023年12月時点で一般的に使用されているココナラ・SKIMAの手数料はともに「22%」です。コミッションサービスでは総額によって手数料が下がるケースがありますが、値段をつけるときは「一律22%」だとして計算します。

猫戸すず
猫戸すず

オプションなどを合計した結果総額が基準より高くなり手数料が下がった場合は想定金額より多い金額が入ります。「運営からのおひねり」としてありがたくいただいちゃいましょう!

「受け取る金額に対し0.78で割る」というのが正しい計算法ですが、計算方法を間違えているケースが多々あります。

「0.78で割る」は掛け算で表現すると「だいたい1.3倍」になるため、最初から「1.3倍」で計算します。

猫戸すず
猫戸すず

数学苦手ぇって人ほど要注意!手数料計算機なども活用しましょう。

「最初から手数料込みで値段を考えておく」ことで、足し算だけで見積もりを出せるようになります。

実例紹介

すず
すず

このイラスト内容だと7000円くらい欲しいなぁ……

↑を想定して、手数料が22%だったものとして手元に入る価格が7000円になるように値段をつけてみます。

まず、7000円を1.3倍すると

7000*1.3=9100

となり、1000円単位のキリのいい数字にすると9000円です。この場合は「9000円」の値札をつけます。

9000円の値段で売れた場合、22%の手数料を払うと

9000*0.78=7020

となり、手元に7000円が入る計算となります。

実際に同じ値段のサービスのサンプルを見てみる

たいていのサービスでは値段で絞り込みができますので、「値段」で絞り込みをかけ、同じ値段で出している人とサービス内容を見比べてみましょう。

今あなたが見ている画面に新しく出す商品が一緒に並びます。

特に見るべきは1枚目のイラストと登録されているサンプルです。

サービス内容やサンプルのクオリティにあまりにも大差がある場合は値段を下げましょう。まずは経験を積んで技量を上げるべきです。

手数料が気になるなら手数料が安いコミッションサービスを使う

手数料が安いサービスだけを使っている人もいます。

X(旧Twitter)やGoogleで検索すれば出てくるパターンで、意外とよくいます。

たくさんの活動者がいる中で、「あなた」を見つけることは非常に困難です。手数料はお金を払って「あなた」が見つかりやすくしてくれていると考えたほうがいいです。

間違ってもクライアントに追加でクリエイターの手数料まで負担させないように。クライアントもクラアイント手数料を払っています。

猫戸すず
猫戸すず

手数料が気になるなら手数料が低いサービスがあるのでそのサービスを使いましょう。

手数料が高いサービスをわざわざ使っておきながら手数料を購入者に払わせる行為は今すぐにやめてください!

手数料が低いサービスの例:つなぐ(コミッションサービスです)、アズカリ(やり取りスペースはついていませんが、「客が承認するまでお金が振り込まれない」ため直接取引の支払い手段としてオススメ!)

まとめ

値段をつけるときは有利誤認に要注意!商品の並び方の都合上、「値札通りの値段で買えない」場合は有利誤認に該当し法律違反になります。

「購入者が支払う価格を基準にして値段を設定する」のがポイントです。

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