「活動者になりたい!」においてこれまで3回にわたってお届けした「景品表示法シリーズ」。今回はそのまとめとなります。
違法になる出品はわかったからどうすれば違法にならないんだよ!そういう話。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
実際に違法出品にならない例も紹介します!
どうすれば違法出品に該当しないのか
違法出品とならないのは「基本料金価格で、商品画像に設定されている商品名にあるものが買えること」です。
逆に言うと「そうでないもの」は全部違法出品です!
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo33.png)
コミッション詳細を見ているとよくわかりますが、本当に違法出品が多いです。
(特にイラスト。)
法律違反をしている商品を出してしまうとよくて出品停止、最悪サービス利用禁止となります。
今ある違法出品は見逃されているだけです。その違法出品を見て商品を作った場合、「他の人と同じような商品を作ったのに自分だけ停止された!」みたいなことが起きます。
新しく出品する場合、法律違反にならない商品を作ることから始めなければなりません。
最低限守らなければならないもの
最低守らなければならないのは以下。
- 値段は手数料込みで設定!
- 商品名は「最低金額で買えるもの」についてだけ言及。オプションについては言及しない!
- 商品画像は「明らかに説明用に作ったとわかる画像」か「オプション追加一切なしでできるもの」を設定!
- 「最低金額で商品画像1枚目のものが買えるのか?」を基準に最終判断!
これを守っていないと「法律違反」となります。
じゃあどうすればいいんだよって話
違法出品にならない例はこんな感じです。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
イラストレーターで「オプション」として「描写範囲拡大」を指定する場合はややグレーゾーンです。今回は「描写範囲でも分ける」ものとして例を出します。
商品名:SNSアイコン描きます!
商品画像1枚目:顔のみのアイコンイラスト1枚、手や小道具は何も描かれていないもの
値段:5000円
<商品詳細>
基本料金:5000円 ※キャラクターデザイン費込み
小物:1点あたり1000円
表情差分:1点あたり1000円
これであれば大丈夫です。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
もちろん、見積もりを出すときにこっそり出品者手数料を加算して「6500円」にして出すとかは絶対やっちゃダメですよ!!
「5000円」の値札をつけて出品しているため、「サンプル1枚目と同程度のものであれば5000円」で提供する必要があります。
ここで「商品画像1枚目」に小道具が描かれているものを設定するのは(基本料金で買えなくなるため)NGです。
いっそのこと依頼経験にしてみる手もあり
どうしても書けねえ!という人は作成代行サービスを買ってみるのもアリだと思います。
ココナラであれば出品されていますので、いくつか紹介します。
まずはこちら、ビデオチャットで打ち合わせしてあとは丸投げで作成!をウリにしているサービス。
![](https://nekodosuzu.com/c2Y4exV8/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/9c5a25de6d8b2c0d307f0deab0c565d2.png)
他にもサービス分析・リライトを中心にしているサービスもあります。
![](https://nekodosuzu.com/c2Y4exV8/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/dafafc80a33531f27ce22b89cef7d681.png)
活動者になりたい!では何度か言っていますが、出品者はクライアントの視点を持つことが大切です。一度何かしらの形でクライアントの立場に立ってみることを強くおすすめしています!
イラストレーターさんはただ出しているだけで売れない!と言い続けている人が本当に多いです。売れるための市場分析・自分を発信といったことを全くしていないケースが多いのです。
「これじゃ売れそうにないなぁ」みたいな人、本当に多いです。ちゃんと書かれてない商品情報を見て作品はいいのにブラウザバックとか猫戸すずは何回もやってます。
まとめ
わかりにくい条文で書かれている上にサービスヘルプなどに具体例がないため、法律は落とし穴になりやすいポイントです。
法律に気を付けて商品を出品しましょう。