コミッションサービスではひとつのサービスでやっている人といくつかに分けている人がいます。
サービスひとつにまとめたほうがよくね?
と思うかと思いますが、最低限分けなければならない部分があります。
今回はその話について。
どのカテゴリで活動するかで分けるべきポイントが違ってくるので、カテゴリ別に記事を書きます。
今回はイラストレーター編です。
カテゴリについて
イラスト系のカテゴリでも細分化されています。ここでは特にわかりにくいココナラを例に説明させていただきます。
こんな感じに分かれています。
イラスト作成、キャラクターモデリング、アイコン作成、似顔絵作成、キャラクター作成、漫画・コミック制作、LINEスタンプ作成、ウェルカムボードの作成、ペットイラスト作成、キャラクター販売(既製品)、NFTアート、その他(イラスト・漫画)、イラストレッスン・アドバイス
![新米販売者すず](https://nekodosuzu.com/images/suzu13.png)
なんかいっぱいあるわかんない
となるかと思います。
ココナラの場合、検索窓に単語を入れるとカテゴリが表示されます!
Live2D:「キャラクターモデリング」(パーツ分け立ち絵のみの場合は「キャラクター作成」「イラスト作成」)
三面図:「キャラクター作成」
歌ってみたサムネ:「イラスト作成」
このカテゴリを見ながら分けていけばいいです。
それでもわかりづらいものがあります。「イラスト作成」「キャラクター作成」「アイコン作成」など、ひとつの商品でよくね?となりそうな分け方をされているものも。
ただ、それよりも絶対に分けなければならない場面が存在します。
こういう場合は商品を「必ず」分ける
イラストレーターの場合、分けなければいけない場面があります。
それは、「同じ人であっても画風が違う場合」です。
特に絶対に分けなければならないのは「ミニキャラ」と「等身大イラスト」です。
スマホ向けゲームなどでデフォルメされたキャラとLive2Dイラストと一枚絵があるパターンがありますが、同じゲームであってもどれを見るかで画風やイラストから受けるイメージが結構違うと思います。
(なんなら、ゲームであれば分業されていて全部違う人が描いている場合もあります。)
キャライメージの違いがわかりやすい例:プロジェクトセカイ(プロセカ)における「2Dのデフォルメミニキャラ、アドベンチャーパートなどに登場するLive2Dモデル、ユニット紹介などで使用される全身立ち絵、カードイラスト用の背景込みの1枚絵、キャラクター3Dモデル」
画風によって分業している例:オクトパストラベラーにおけるキャラクターデザイン&等身大イラスト(生島直樹)とドット絵(森本志津佳)
同じキャラクターでも全然印象違う!とビックリすると思います。
・ミニキャラ
・等身大イラスト(ちゃんと塗る場合のもの)
・等身大イラスト(ラフ画のアイデア出し程度のもの)
最低でもこのあたりは分けておいたほうがいいです。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
特に分けておきたいのはミニキャラ!
等身大イラストとは必要とする層が全然違うからです!
人によって分けていたり分けていなかったりするもの
人によって分けているか違っているもの。
・同じ画風で描写範囲が違う
・Live2Dパーツ分け立ち絵
・三面図
1例目は「アイコン」商品と「立ち絵」商品で別の窓口になっているケースです。オプションで「描画範囲を広げる」を入れておき1枚目を最低価格で対応できるもの(この場合であればアイコン)を設定しておけば分けなくても問題はないと思います。
ただ、「アイコン」カテゴリにならないので、「ココナラのカテゴリ絞りで来る人を逃してしまう」欠点があります。
2例目はこちらもアイコンと同じです。三面図をかける場合は「キャラクター作成」にしておいたほうがいいと思います。
たまに「イラスト作成」の商品を「キャラクター作成」にして登録している人がいますが本当にもったいない!
3例目はLive2Dのモデリングもできる場合は絶対に分けたほうがいいパターンです。「パーツ分け立ち絵+モデリングセット!」といった商品を作ってできない人と差別化をしたほうがいいです。
できない場合であってもLive2Dの仕様上同じイラストレーターであっても画風が異なるケースがたびたび見受けられるため分けたほうがいいケースもあります。そのあたりは画風と要相談で。
Live2Dって見る人が見れば「あ、Live2Dだ。」って見た瞬間にわかるくらいにはイラストレーターの画風よりも「Live2D」のイメージが押し出されるんです。
「あなたの画風+Live2Dのイメージ」が制作物となりますので「1枚絵と同じ人が描いたはずなのに全然別物じゃん!」となるケースも本当によくあります。
Live2Dのイメージを押し出さないようにした例:トワツガイ
せっかくなので結構珍しい「Live2Dのイメージがあまり出ないようにした例」も紹介しておきます。
まとめ
イラストレーターの場合は「描画範囲」などではなく「画風」がポイントです。
ココナラのカテゴリ分けなど、「どう見られているか?」もポイント。
システムの仕様に合わせれば合わせるほど、検索にのりやすくなります。