先日クライアントに嫌われるクリエイターの特徴を公開しました。
今回はその逆パターン、「クリエイターに嫌われるクライアント」の特徴です。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
たとえ作品を気に入ってリピートをしたくても次から依頼を受けてもらえなくなるケースもあります。
リピート依頼を納期以外の理由で断られた!という人はこちらに該当していないか今一度確認してみましょう。
※この記事は「そもそも依頼を受けてもらえない」レベルのクライアントについての説明はしておりません。「リピート依頼を受けてもらえない人」向けです。
「そもそも依頼を受けてもらえない人」はこちら。
無理な納期を強要する
最初に決められた納期からせかすのはNGです!
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
納期の当日になってもイラストが来ないから前日に催促するといったのはしてもいいです。
クリエイター、特に作業に時間がかかるイラストレーターにとって一番困るのは急に予定が入ることです。人気クリエイターともなると2ヶ月先まで予約でいっぱい!みたいなことも多々あります。
クリエイターはたくさんのクライアントを抱えていますので、ほかの人の依頼を含めてスケジュールを決めています。その予定が全部壊れてしまうので、クリエイターがとても困るのです。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo1.png)
最初にクリエイターから提示された納期には従いましょう。
……あ、「今依頼受けられない」とか言いながら趣味絵あげてるとか遊んでるとかがSNSで見られる場合は責任もって仕事できない人なのでたぶんトラブルになります。どれだけお気に入りの絵柄でも別のクリエイターを探したほうがいいです。
スケジュール立ての例を紹介した記事です。シンプルに説明するために3つの依頼にしていますが、人によっては2桁になっているケースも多いです。
急に依頼内容を大幅変更する
すでに着手している場合、テンプレートとして最初に提出した内容から依頼内容を変更するのは基本NGです。リボンをネクタイにしてほしい、など細かい部分であればOKですが、女キャラから男キャラにするといった全部やり直しになる変更はNGです。
たとえいらなくなっても着手している場合はその依頼をすべて終わらせ、それから依頼をやり直すのがベター。
![猫戸すず](https://nekodosuzu.com/images/nekodo13.png)
クリエイターにとって無駄働きになるケースですが、お金はもらえるので無償キャンセルよりはマシです。
もちろん、「クリスマスイラストで納期に間に合わなくて……」とかクリエイターが悪い場合は要求してもOK。ここでダメなのは「クリエイターがきちんと作業しているのに変更しまくる人」です。
修正がいつまでも終わらない
変更しまくる人に近いケースですが、何度も修正要求をして修正作業がいつまでたっても終わらない人は嫌われます。
ただ、クリエイターが勘違いしているなどの理由でテンプレートの依頼内容と違うものが提供されている場合のエンドレス修正はクリエイターが悪いのでドンドン要求しちゃってOK。ここでダメなのは「クリエイターが正しいものを提供しているにも関わらず要求する人」です。
ずっと修正が終わらないとほかの仕事が進められないので、クリエイターがとても困ってしまうんですね。
修正はあって当たり前のものですが、出しすぎるのはNGです。出す場合もどこが悪いのかをきちんと説明したうえで出しましょう。
まとめ
クリエイターから嫌われるクライアントは「クライアントの都合だけでクリエイターを振り回す人」です。
ただ良客であってもクリエイターが悪いためにこのような態度になってしまうケースも多々あります。例えばエンドレス修正の場合だと「クライアントがどれだけ説明しても望み通りの修正をしてくれないクリエイター」の場合はクライアントは悪くない。
クリエイターが悪いケースも多々ありますが、クリエイターからリピートの見積もりをキャンセルされた人は今一度確認しましょう!